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岡崎を中心に創業サポートを行っている宮島税理士事務所です。今回のコラムでは創業者から面談時に度々聞かれる成功するための条件について述べていきたいと思います。
私が創業者の方の支援を通じて実感した答えは、①決断力 ②実行力 だと思われます。以下、決断力と実行力の大切さを私の経験と成功している創業者の例を中心に述べていきたいと思います。
① 決断力とは
現在はインターネット時代で情報等は簡単に入手できる環境です。
創業で事業を起こす方々もインターネットを使用して情報を入手されると思います。その際、良い情報に出会うこともあると思います。ただし、情報が氾濫している実状があります。
その中で、創業者の方は資源(人・モノ・金)が限られますので自分に最適な情報を選ぶ決断力が必要になります。ある事柄を選ぶということは、逆にやらないことを決めることにもなります。創業者の方のよくある例として、全ての事をやりたいと思う傾向にありますが、結果として全てが中途半端になることがあります。つまり、やること(捨てること)を決断する必要があります。
ポイント → 決断力とはやることとやらないことを決めること
② 実行力とは
創業者の方は①でやると決断してもなかなか実際に実行できないことが多々あります。
例えば、書籍等をたくさん読んでこれをやろうと決断するところまで来ても実行できず、情報収集をすることで満足している場合があります。結果として実行しなければ成果が得られないので意味がありません。仮に創業者の場合、先ずはやってみて失敗しても規模の観点からみて、大きなダメージを負うことはありません。
ところで、私自身も他の方から良いアドバイスを頂いてもやろうと思っても実行できないことがあります。その際は成果(顧客獲得等)ができていません。逆に忙しくてもホームページの更新、創業者との面談を行っているときは成果が出ています。
やはり、先ずはやってみれば結果は出ます。悪い結果が出ても修正することによって良い結果に繋がります。
私から見て成功している創業者は決断力・実行力が高いようです。
ポイント → 先ずはやってみる。結果はついてきます。
まとめ
今回は成功するための決断力と実行力について述べましたが、コラムを読まれた創業の方は成功するためにはそれだけの事でいいの?と思われる方もいらっしゃると思われますが、実際はなかなかできないのが現実です。先ずはやってみる(決断し、実行する)ことに主眼を置き、創業に成功しましょう。
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